11月23日・30日、毎年恒例!琉球王国城下町の紙漉き工房にて、大里北小学校の生徒さんによる卒業証書の「紙づくり」を行が行われました。
赤瓦屋根の古民家で沖縄の雰囲気を感じながら、沖縄の伝統工芸である琉球紙を作り、生徒ご本人の卒業証書の紙として活用されます。
琉球紙作りの工程を学んだ後、実際に紙づくりの一工程、「紙漉き」を行います。
原料の楮や月桃繊維が入ったトロトロの水に卒業証書の型(漉き桁)を入れて原料をすくい上げ、前後に揺らしながら厚さを均一にします。
生徒が自分で漉いた紙で卒業証書が作られるので、思い出も併せて一生の宝物になってくれると嬉しいです!!
今回卒業証書づくりをされた大里北小学校の生徒及び保護者の皆様、おきなわワールド琉球王国城下町で卒業証書の紙づくりをしてくれてありがとうございました!
また遊びに来てくださいね♪スタッフ一同お待ちしております♪
~紙づくりって、面白いです!~
原料として使用する植物によって、完成した時の風合いや色、手触りに違いが出て、破れやすい繊細な紙にもなれば、非常に丈夫でありながらもふんわりやわらかい印象の紙を作ることもできます。
琉球王国城下町の紙漉き工房では、後者の非常に丈夫でありながらもふんわり柔らかい印象の紙づくりを体験していただいています♪
また、沖縄には、沖縄の植物を使用した『芭蕉(ばしょう)紙』や『琉球楮(りゅうきゅうこうぞ)紙』『青雁皮(あおがんぴ)紙』など、琉球紙と呼ばれる紙を作る伝統工芸があります。琉球王国時代、紙を漉いて王政府への献上や庶民の普段使いの紙として活用していた時代がありました。私たちはこの沖縄特有の植物が生み出す紙づくりの面白さをこれからも多くの方に伝えていきたいと思います!









